野菜などの育つ様子を見てみよう!
マンゴー
産品の紹介
・分類:ウルシ科マンゴー属
・原産地:インドまたはマレー半島
・県内の主な産地:指宿市,さつま町,日置地区,曽於地区,大島地区など
・県本土では冬場の温度が低いので暖房機でハウスの中を暖めますが,暖かい大島地区などは,暖房機は必要ありません。
・ビタミンCやカロテン類などを含みます。
・濃厚な香りととろけるような甘さが特徴です。
・ウルシの仲間なので,かぶれる場合があるので注意が必要です。
栽培カレンダー
栽培の様子
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幼木(ようぼく) 実を大きくするにはエネルギーが必要なので、木がある程度大きくなるまでは花をとるなどして実をつけないようにします。植えてから3年目ぐらいから少しずつ実をつけていきます。 写真は,苗木を植えてから3年目ほどの様子です。
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成木(せいぼく) 苗を植えてから7年ほどたつと木も大きくなり,実をたくさんつけることができます。 ハウス内で作業がしやすいように枝を整えて栽培します。
花や食べる部分などの様子
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花の様子① 花がたくさん咲く部分を花房(かぼう)といい、マンゴーの1つの花房には,小さな花がたくさん咲きます。 栄養の取りあいなどで,多くの花や実は自然に落ちてしまいますが,残った実を大切に育てていきます。
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花の様子② 受粉した花は,実がふくらみ始めます。 満開後30日ぐらいで3cmほどの大きさになるころに,生育の悪い実をとっていきます。
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実の様子① 満開後50~60日の様子です。 満開後30~50日で実が落ちないようにひもでつるします。 1本の枝に1つの実がなるようにします。
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実の様子② 実の皮の色が赤紫色に変化するころに、実にネットをかぶせます。 完全に熟すると,枝と実が自然に離れてネットに落ちます。 ネットに落ちた実を収穫します。