かいのこ汁<お盆の精進料理>
郷土に伝わる由来
「かいのこ汁」という呼び名は、粥の子がなまったものである。
これは、粥の子、つまりお盆のごちそうとしてお供えする白粥の子、添えものの意味からだといわれている。
一晩水につけた大豆を粗挽きしてみそ汁に仕立てるかいのこ汁は、夏野菜のなすやいもがら、かぼちゃなどに、きくらげ、昆布などを入れてお盆に作られる精進料理であり、8月14・15日の両朝に作って仏前に供える。
おいしい作り方
材料・分量
(4人分)
大豆(乾) 65g
乾しいたけ(1cm角切り) 6g
まこんぶ(せん切り) 4g
ごぼう(斜め厚切り) 72g
板こんにゃく(1cm角切り) 100g
油揚げ(1cm角切り) 20g
なす(1cm角切り) 80g
西洋かぼちゃ(2cm角切り) 100g
さといも(2cm角切り) 100g
いもがら(ずいき)(1cm角切り) 60g
麦みそ 50g
水 800ml
下ごしらえ
・大豆は3倍の水に一晩つけておく。 ・乾しいたけは洗って水でもどしておく。 ・まこんぶは水でもどしておく。- 大豆は3倍の水に一晩つけておく。
- 乾しいたけは洗って水でもどしておく。
- まこんぶは水でもどしておく。
作り方
1.鍋に水と大豆(乾)、まこんぶ、ごぼうを入れ、大豆(乾)がやわらかくなるまで煮る。 2.1にしいたけ、こんにゃく、油揚げを入れ10分位煮た後、かぼちゃ、さといも、いもがらを入れくずれないよう中火で煮る。 3.みそで味つけして仕上げる。- 鍋に水と大豆(乾)、まこんぶ、ごぼうを入れ、大豆(乾)がやわらかくなるまで煮る。
- 1にしいたけ、こんにゃく、油揚げを入れ10分位煮た後、かぼちゃ、さといも、いもがらを入れくずれないよう中火で煮る。
- みそで味つけして仕上げる。
出典:「伝えたい行事食」(公益社団法人 全国学校栄養士協議会)