かごしまの伝統食品
さつまいも菓子
セールスポイント(特性など)
南国鹿児島の太陽の光をたっぷり浴びて育ったさつまいもは、カロリーは米、小麦の3分の1程度でビタミン・食物繊維・繊維質に富み、加熱しても壊れにくいビタミンCや、過剰に摂取した塩分を体外に排出する働きを持つカリウムを多く含んでおり、健康・美容食として注目れています。本県では頴娃・知覧のブランド産地を中心に、5月の超早掘りを皮切りに、ほぼ周年供給されています。甘みがありほっくりした味わいは本場ならではのものです。昔ながらの芋飴・芋かりんとう・大学芋などのほか、キャラメル・プリン・アイスクリーム・スイートポテト・きんつば・ようかんなど、和洋を問わず、おいしいお菓子に加工されています。
さつまいもの起源は中米から南米北部原産と考えられています。鹿児島へは1700年前後に種子島島主・種子島久基、山川の前田利衛門が相次いで琉球より持ち帰り、栽培・普及に貢献し、その後の食生活史を塗り替えました。
出典:公益社団法人鹿児島県特産品協会 特産品ガイドブック「かごしま物語」