野菜などの育つ様子を見てみよう!
肉用牛
産品の紹介
・品種:鹿児島県で主に育てられている肉用牛は,特に肉質の優れた黒毛和種です。
・栄養:牛肉は,筋肉や血液などを作るタンパク質を多く含みます。
・牛は,4つの胃を持ち,固い草も消化します。
・子牛を生ませて,販売している農家を繁殖(はんしょく)農家といいます。
・子牛を購入して,肉用に大きく育てて販売している農家を肥育(ひいく)農家といいます。
ライフサイクル
飼育の様子
ほ育期
生まれたばかりの子牛は約30kgで,2~3ヶ月は母牛と一緒に過ごします。
おっぱいやえさを食べて大きくなります。
育成期
おっぱいを離した子牛は,セリ市にでる約9ヶ月までの間,草や配合飼料(はいごうしりょう)などを食べて大きくなり,290kg前後になります。
えさ
牛の生育にあわせて,えさの種類を変えます。
写真は,配合飼料(はいごうしりょう)といい,栄養バランスを考えて,とうもろこし,米ぬか,大豆油かすなどが入っています。
子牛セリ市
県内各地にある家畜市場で,子牛のセリが行われます。
繁殖農家が出荷した子牛を肥育農家が購入していきます。
肥育期
子牛は,肥育農家で約1年8ヶ月(生まれてから約2年5ヶ月)かけて650~800kgまで成長し,食肉処理場へ出荷され,肉になります。