けせんだんご<ニッケの葉で包んだ団子>
郷土に伝わる由来
けせんの木とは、一般的にニッケ、シナモンと呼ばれるニッケイ属の木のことで、年間を通して暖かい気候の地域に育つ木で、昔は鹿児島県内のどこの家庭でも庭先に植えていた。
けせん団子はもともとは葉のついていない小豆団子で、家庭でつくられるほか、薩摩藩のお茶菓子の一つとしても提供されていた。
しかし、鹿児島独特の暑さで、すぐに傷んでしまうため、当時身近にあったけせんの木の葉に殺菌効果があることがわかり、団子に葉をつけたのが、けせん団子の始まりといわれている。
おいしい作り方
材料・分量
(約20個分)
団子の粉 200g
さらしあん 200g
三温糖 200g
塩 一つまみ
水 500cc位
けせんの葉 40枚
作り方
- 団子の粉とさらしあん、三温糖,塩をよくまぜ、水を加えながら耳たぶ程度の硬さになるようこねる。
- けせんの葉の大きさにあわせて楕円に丸め、けせんの葉に挟み、蒸し器で15分程度蒸す。
提供元:NPO法人 霧島食育研究会
由来については、NPO法人 きもつき情報局HPより引用