つけあげ<さつまあげ>
郷土に伝わる由来
「つけあげ」は,琉球料理の「チキアーギ」が元祖であるという説や、島津斉彬公(しまづなりあきらこう・1809~1858年)が諸藩に古くから伝わる“紀州はんぺん”や“かまぼこ”の製法にヒントを得て、暖かくて湿度の高い鹿児島の風土に適する、保存性の高い揚げ物料理を考案させたとかという説がある。
また、漁村で獲れすぎたアジやイワシなどを保存するために工夫したものだとも言われ、恵まれた海の幸を無駄にしまいとする、生活の知恵が生み出した産物であると言える。
おいしい作り方
材料・分量
(4人分)
魚すり身 240g
食塩 小さじ1弱
木綿豆腐 80g
鶏卵(全卵) 1個
片栗粉 大さじ1
(A)
┌地酒 大さじ2
│うすくちしょうゆ 大さじ1 1/2
│さとう(上白糖) 大さじ2
└油大さじ 1 1/2
下ごしらえ
すり身が手に入らない場合はアジなどを使い、頭と内臓、中骨を取り除き、すり身にする。すり身が手に入らない場合はアジなどを使い、頭と内臓、中骨を取り除き、すり身にする。
作り方
1.すり身をすり鉢でよくすり、塩を加え、ねばりが出るまでさらによくする。 2.豆腐は湯通ししてから、固く絞って水気を切り、すり鉢でよくする。 3.1と2と鶏卵、片栗粉、Aを加えてよくすり、棒状や角型、小判型などに形を整え、中温(180℃位)で色よく充分揚げる。 ※材料の魚は、その時期にとれる魚を使っている。 例えば、飛び魚、アジ、イワシ、サバ等である。 ※市販の魚すり身は、味をつけてあることが多いので、よく確認して使用する。- すり身をすり鉢でよくすり、塩を加え、ねばりが出るまでさらによくする。
- 豆腐は湯通ししてから、固く絞って水気を切り、すり鉢でよくする。
- 1と2と鶏卵、片栗粉、Aを加えてよくすり、棒状や角型、小判型などに形を整え、中温(180℃位)で色よく充分揚げる。
※材料の魚は、その時期にとれる魚を使っている。
例えば、飛び魚、アジ、イワシ、サバ等である。
※市販の魚すり身は、味をつけてあることが多いので、よく確認して使用する。
提供元:鹿児島県学校栄養士協議会