軽羹(かるかん)<山芋を使った蒸し菓子>
郷土に伝わる由来
冠婚葬祭によく使われる贈答菓子の代表格で,その生い立ちは、28代島津斉彬公(しまづなりあきらこう)が菓子職人に創作させたと言われている。
材料の時よりむしあがると軽くなるので、軽い羹(あつもの)という意味で「かるかん」と言われるようになった。
おいしい作り方
材料・分量
(4人分)
かるかん粉 52g
砂糖(上白糖) 大さじ4
ながいも(皮をむいたもの) 36g
穀物酢 適量
卵白 10g
水 大さじ2・1/2
◎かるかん粉は,上新粉で代用できる。
作り方
1.ながいもは厚めに皮をむき、酢水につけてあくをぬく。 2.1をすりばちですりおろし、すりこぎでよくする。卵白をよく溶いて入れ、さらによくする。 3・2に水、かるかん粉、砂糖(上白糖)を交互に入れながら、よくすり混ぜる。 4.3を流し箱または湯飲み茶碗に七分目まで入れ、蒸気の上がった蒸し器で25~30分蒸す。- ながいもは厚めに皮をむき、酢水につけてあくをぬく。
- 1をすりばちですりおろし、すりこぎでよくする。卵白をよく溶いて入れ、さらによくする。
- 2に水、かるかん粉、砂糖(上白糖)を交互に入れながら、よくすり混ぜる。
- 3を流し箱または湯飲み茶碗に七分目まで入れ、蒸気の上がった蒸し器で25~30分蒸す。
出典:「郷土食の料理集」(公益社団法人 全国学校栄養士協議会)